牛車に乗った温泉の神様が町を一巡りすると、参加者に「もやし」の味噌汁が振る舞われる祭りがありました。香りと歯触りが命の、美味しい一品です。
ある日、東京のお客様を“石の塔”に案内することに。ダム湖を通り、松茸の栽培地を過ぎて、熊の住処らしい岩穴が点在する坂を恐る恐る登っていきました…。山は山菜の宝庫です。「独活(ウド)」を沢で洗って、生味噌をつけて食べ、この石の塔がいかにしてできたのか議論して食べるのもまた美味しいですよ!
宿では、隣り町の“あゆ”場から鮎を取り寄せ、料理に取り掛かりました。お客様は塩焼きが食べたいと言うので、板前さんが川から“蓼”(たで)を取ってきて、蓼酢を作って添えました!