石場旅館(石場旅館の建物紹介①:明治12年の小さな旅館)

 今回から、石場旅館の建物についてご案内します!

 石場旅館は3つの建物からできています。最初にできたのが明治12年の部分です。玄関から入って進んでいくと、石場旅館のシンボル的な存在になっている大きな柱時計がありますが、玄関からその柱時計までの部分が創業時の建物です。

 創業時は、1階部分でかんざしや櫛など日用品を扱う小間物屋(今でいう雑貨屋)を営み、2階部分で旅館を経営していたそうです。色々な商売を平行して商い、どの商売が自分に相応しいか?将来性はあるのか?…様子を見ていたのかも知れません。今風な言い方をすれば、不安定な世相を考えて「リスクヘッジ」したのかな!?

 ちなみに、柱時計まで進む途中にチラシを置いているスペースがあります。実は創業時、ここに2階の旅館部分に上がっていく階段があったそうで、旅人は1階の雑貨スペースを通って、2階の客室に上がって行ったようです。小さな旅館だったんですね。

 また、玄関の脇にお雛様(享保雛)を展示しております。これは廃藩の時に、お侍だったご先祖様が、弘前のお殿様より戴いたものだそうです。石場旅館には他にも、古い屏風や掛け軸、骨董類がありますが、おそらく弘前のお城で使われていたものでしょう。

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