十和田湖のすばらしさに感動し、全国にその名を知らしめた人がいます。高知県土佐町の近くで生まれた、明治の文人「大町桂月」先生です。
明治41年、「大町桂月」先生が初めて蔦温泉に投宿。十和田湖から奥入瀬渓流沿いに歩いて蔦温泉に到着しました。秋、雑誌『太陽』に「奥羽一周記」と題する紀行文を発表。十和田の名を一躍全国に知らしめました。蔦温泉には2度の冬ごもりをして、戯画と歌の「蔦温泉帖」「冬籠帖」などを残しています。大正14年3月には蔦温泉に本籍を移しましたが、6月10日、青葉もえる蔦で56歳の生涯をとじました。
本館の改修に伴い資料館が開館しました!桂月の足跡や、蔦温泉が所有する掛け軸などを展示・紹介しています。蔦温泉にお越しの際には、是非お立ち寄りください。

