青森といえば…ねぶた祭、りんご、雪。9割くらいの方が想像するイメージかと思います。最近ですと「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産登録となり、〖縄文〗というキーワードも、青森のイメージに追加されているのかもしれません。
青森県には縄文時代から脈々と続く歴史が残っています。縄文から始まり、中世の安藤氏、戦国の北畠氏、幕末の吉田松陰、戦後の太宰治・棟方志功・寺山修司など、様々な豪族や作家などを輩出しています。
太宰治を紐解いていくと、日本初・日本最長の津軽森林鉄道の話が出てきたり、その森林鉄道の軌道跡の脇を幕末の頃に吉田松陰が歩いていたり、1つの文脈に色々な要素が絡んでいます。中世の豪族・安東氏の居城後に縄文の遺跡があるなど、あまり知られていない歴史も多くあるんですよ。
また、三内丸山遺跡から小牧野遺跡へ続く道の途中には、平安時代の遺跡跡が多くあり、実際に出土された碁石を小牧野館に展示しています。
京都や奈良のようにキレイな寺社仏閣は残っていませんが、意外と!?歴史の残っている青森。ちょっと違った視点で旅するのも楽しいかもですね♪