当館にゆかりのある、青森に生まれ世界の板画家となった棟方志功さん。板画のほかにも、油絵や倭画書、詩歌など多岐にわたり傑作を残し、その画風には一貫した宗教色が醸し出されています。
郷土を愛し、宇宙の神々に祈り続けた志功さんは、魂をぶつける創作の場に当館を選びました。昭和16年頃より毎年夏に家族で当館に逗留し、多くの作品を描き残しました。筆を執る日には、お湯に浸かり体を清めてから作画に入ったといいます。
当館では、県や市の美術館とは異なる、当館でしか見ることの出来ない棟方志功氏の作品を展示しております。一度ご覧ください♪