弘前市鬼沢地区には、鬼を神様とし祀る「鬼神社」があります。鬼沢のハダカ参りが有名で、テレビや新聞では拝見していましたが、2年前に初めて参拝しに訪れました。
その時に、本殿前にいる“青い目の狛犬”を見てびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!!何と私の祖父、赤石誠磨の作品だったのです!
祖父は石工で、神社に納める神馬を作っていたと聞いていましたが、まさかの狛犬発見でした!台座には狛犬ではなく唐獅子と刻まれており、昭和6年旧5月29日に献納されています。今にも飛びかかってきそうな構えですが、よく見るとニヤリと笑っているような表情です。祖父が没後38年目のご対面で、やっと会いに来てくれたな、と言われたような気がしました。
昭和初期の神馬は、ほとんどが風化により耳が取れたり、脚が骨折していて補強されています。鬼神社の狛犬は、地域の方にとても大切にされ、愛されていると思いました。
また会いに行くから待っててね!そして、この世の皆をお守りください。