むつパークホテル(尻屋崎と寒立馬(かんだちめ))

 本州最北東端の岬、尻屋崎。最果ての地といった風情が漂います。津軽海峡と太平洋の海流がぶつかるところでもあり、風が強く、かつては多くの船舶が座礁・遭難して「海の墓場」と呼ばれていたそうです。

 岬の先端に建つ「尻屋埼灯台」は、120年以上の歴史があり、レンガ造りの灯台としては日本一の高さを誇ります。128段の階段を上ると津軽海峡と太平洋を一望できます。 

 尻屋崎周辺の牧草地には、「寒立馬(かんだちめ)」という馬が放牧されています。寒立馬は、寒気と粗食に耐え、持久力に富む農用馬として重用されてきましたが、時代の移り変わりと共に激減。しかし、その後の保護政策により、現在は30頭ほどに回復しています。4月~6月頃が寒立馬の出産シーズンなので、運が良ければ、生まれたばかりの仔馬に出会えるかもしれません (*´▽`*) 寒立馬は、尻屋崎周辺が閉鎖される1月~3月は、アタカと呼ばれる放牧地で毎日を過ごしています。 

 寒立馬は、ゲートで仕切られた牧草地でのんびりと過ごしているため、少し離れたところから見守りましょう♪

【寒立馬の生い立ち】
 東通村の海岸地帯には、南部藩政時代から「田名部馬」と呼ばれる、比較的小柄で寒気と粗食に耐え、持久力に富んだ馬が「四季置付」と称し周年放牧されていました。
 これらは、南部馬を祖とし、藩政時代から明治、大正、昭和に亘り、主として軍用馬として外来種との交配によって改良されてきた田名部馬です。中でも、尻屋地区では、この田名部馬をブルトン種と交配することにより、独自の農用馬(肉用馬)として改良してきました。

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