青森県下北半島の郷土料理『みそ貝焼き』と書いて「みそかやき」と読みます。魚介の旨みを卵で閉じ込めた一品で、つまみやごはんのお供にもオススメです♪
下北半島の貝焼きは、鍋の替わりにホタテ貝を使い、布海苔や松藻などの海藻と、ウニ、イカ、ホタテなどの海の幸たっぷりの具材を入れ、貝の中が沸々と熱くなってきたら卵を溶いて、貝の上にこぼれないようにかけてお召し上がり頂きます。絶品です!
お店によって具材が替わりますので、下記URLからみそ貝焼きガイドをご覧頂き、お気に入りの味噌貝焼きをご賞味くださいませ♪
【歴史・由来】
下北半島のみそ貝(カ)焼(ヤ)きの始まりは定かではないが、江戸時代に陸奥湾の漁師が、ホタテ貝を鍋代わりに、出汁に魚の切り身などを入れ自家製の味噌を溶き、稗飯、粟飯と一緒に食べていた素朴なものであったと伝えられている。
後に、鶏の卵が手に入りやすくなったことで、いつしか今のような、卵を溶いて食べるみそ貝焼きになったと考えられる。卵入りのみそ貝焼きと白米は、特に病人やサント(産婦)に栄養をつけるために食べさせたという。
【下北の永久グルメ】
みそ貝焼きガイド https://www.mutsucci.or.jp/wp-content/uploads/misokayaki_map.pdf

