むら井旅館で運がよければ1年に2回見られる、いや、1年に2回しか見ることができない光景があることを皆さまはご存知ですか!?ご存じないでしょうね…。
私は知っていますよ。それは、幅40メートル近くあるうちの旅館の、東の端から西の端まである廊下の奥深くまで差し込む、日の出の太陽の光なんです。
お客さんの朝食の支度のために、私と妻はいつものように暗いうちから起き出します。初めて気づいた日はいつだったか忘れましたが、その光景は決して忘れる事はありませんでした。以後何回もその光景を目にしています。
それは、春分の後と秋分の前に起こり、ほんの数分で終わってしまいます…。自然にお日様に「ありがとう」と言って、つい手を合わせてしまうのです☀
嘘ではありません。一度泊まってその光景に遭遇してみてください。なぜか感動しますよ!

