浴衣の君はすすきのかんざし 熱燗徳利の首 つまんで もう一杯いかがなんて 妙に色っぽいね♪
1972年発売、吉田拓郎さんの「旅の宿」は、吉田拓郎さん最大のシングルセールスを記録した楽曲です。1969年に、作詞家の岡本おさみさんが、新婚旅行で奥様と蔦温泉を訪れた際につづった詩に曲をつけた、叙情派フォークソングです。
この曲の舞台が蔦温泉であったことは、お客様から聞かされるまで従業員は誰も気づきませんでした。歌詞に蔦の言葉がなかったからでしょうが、今となっては笑い話になっています(笑)。
その後、岡本おさみさんが2006年に蔦温泉を再訪した際のイメージをもとに、「歩道橋の上で」を作詞し、吉田拓郎さんに提供されています。
「旅の宿」の舞台である別館2階の66号室は、現在本館2階に移転し、同じ66号室として「旅の宿」を演出しています。今でも、年に何組かのお客様からは「旅の宿の部屋」とお問い合わせを頂いています(*^-^*)