谷地温泉の冬の風物詩と言えば、野生の「てん」です。八甲田に雪が積もり始め、谷地温泉の裏山が雪で覆われる頃、野生のてんが、どこからともなく姿を見せるようになります。多い年は、7,8匹のてんが、雪をかき分けて動き回ります。今年の冬は、寒さが厳しいせいかいつもより少なく、4匹しか現れません。
冬のてんは、とても美しい山吹色をしていますが、春先になると次第に体毛が茶色くなるので、黄色と白のツートンカラーのてんをイメージすると、ちょっとがっかりします。
てんは夜行性なので、昼間に出会うことは少ないですが、夜になると姿を現します。ただし!野生のてんは、気まぐれなので、いつでも見られるわけではありません。運が良ければ、夕食時にレストランから見えます。会えたら幸運が訪れるかも・・・!!